USAからの依頼

先日、アメリカのワシントンD.Cから一通のメールが届きました。

今日本で観光をしています。日本のローカルな音楽にとても興味があるから、このツアーではネットでは見つからない新しい発見ができそうだわ。楽しみです❣

訪日観光客の多くが興味を持っていることって普通、グルメとか、美しい風景とか、侍とか、新幹線とか、ですよね。でもこの女性にとって興味があるのは、

「日本の音楽」。ジャンルは…「なんでもいい」んだそうです。

さてゲストのプロフィールです。お互い相手のことを知りませんが、

音楽が好き

この共通の話題こそ、ゲストと打ち解けあう最大のツールです。ガイドを開始して10分後には、大抵お互いの趣味や、仕事のこと、音楽のことなどで話が盛り上がります。

そうなんです。J-Rock Toursは、

「海外の」「音楽が好きな」「旅行者」

をターゲットにした体験ツアーなんです。

今回ツアーに参加して頂いたゲストは、東京オリンピックのスタッフ、それも組織委員化に関連した方でした。そのため、来日から大会終了までプライベートな時間が全くなかったということでした。

オリンピックが終わって、束の間のバケーションに日本を旅し、東京や京都をぶらりとを訪れて、この緊急事態宣言下の厳しい制限の中でも、なるべく人に迷惑をかけず、一人で街歩きを楽しんでいるんだとか。

おかげさまで毎日10mile(約16km)のウオーキングが日課という彼女、先日は六本木から明治神宮まで歩いたって言ってたから相当ヘビーな毎日を過ごしていることでしょう。

ただ、

寿司・ラーメン・天ぷら・・・・とにかく美味すぎて、全部ちゃらになるんだそう(笑):)

で、ちっともダイエットにならんのだそうです。

こんな話ができるのもお互いが音楽好きだから。

好きな音楽のジャンルが違っていても、ちゃんとお互いを尊重しあえるってのが凄いことだと思います。音楽の好みも、凄くオープンで、メタルやパン、、メロコアから、ポップス、EDM、ハウスミュージック、ジャズまで幅広くいけちゃうタイプなのは私と似ていますが、

今までにスペイン・南アフリカなど世界の各所でローカルなライブミュージック体験を楽しんできた

というように今までの体験が違います。海外物は音源でしか聞いていない私と比べ、生のライブを聞いてきたリアルな音楽通のゲストからのリクエストは、

just surprinsig me (ただ驚かせてね)

ということでなんですよ。なので、こちらも肝に銘じて出迎えてあげましょう。そうです。

ガールズバンド

の世界でね。

世界広しといえど、こんなに沢山ガールズバンドがあって、それが沢山の音楽的なバリエーションを持っている国なんて、日本しかありません。

だからこそ! ガールズバンドな・ん・で・す!

世界の主流な音楽分野であるHipHopなどでは到底競争力のない日本ですが、かつて世界を席巻し、今や斜陽産業とまで言われているロックという分野では世界を牽引する日本のロック、特に2000年代に入ってから世界の音楽ファンに知名度を上げてきたのが

「日本のガールズバンド」です。

まるで斜陽産業だった石炭を新しい技術で再生可能なエネルギーに変えちゃうくらい、それくらい凄い分野なのです。

全米ビルボードでも10位のBabymetalを始め、近年itunes世界チャートの上位の常連にもなったBand-Maidなど、世界的にもだんだんと知名度を上げているバンドがいくつもありますが、さて、何も知らないというアメリカ人のゲストに、日本のガールズバンドはどう映ったのでしょうか?

可愛さだけじゃない。彼女たちは本物よ❣

今回

Risky Melody
MarketShopStore
どーぷちゃん
Code od Zero
Re_roll

のアーティストを見に行きました。

Risky Melody

楽曲は、オーソドックなポップとハードな要素が混ざったJ-Popバンドといった感じですが、決して奇をてらうことなく、演奏力とパフォーマンスで勝負しているバンドで活動歴は既に7年ということですから、もうベテランという領域に達してきたってことですね。

終演後、彼女が私に放った「これは期待できる夜になりそう」が印象的でした。

MarketShopStoreマジ最高! Code of Zeroは絶対海外向き!

世界のガールズバンドファンにとって、彼女たちの知名度は、それほど高くはありません。

しかし、ここ日本のガールズバンドファン、特にライブハウスに通う音楽通の間では、彼女たちの群を抜くパフォーマンスは、世界で活躍するバンド達と肩を並べる存在です。

今回だって予想通り、彼女を驚かすには十分すぎる効果を生み出しました。

MarketShopStore

踊り狂うファンたちに溶け込み、のりまくったのがこの曲。MSSのライブは明らかに強烈です。

一瞬、きゃりーぱみゅぱみゅのような、強烈な原宿系の可愛さに目を奪われがちなこのバンドの強烈なノリのライブは狂気に満ち溢れ、いつだってオーディエンスを夢中にしてしまいます。ライブは非常に強いです。

楽曲「GOD WAS TV」はまるでドゥービーブラザースの名曲、Long Train Runningのテーストを含み、ビジュアル系版に昇華する能力を持っています。MSSの独特で凄まじいライブは海外のゲストが最も心酔するもののひとつです。

Code of Zero

フロアの熱が高まり、ここからはCode of Zeroが支配し始めます。EDM+ヘビーなサウンドで、心酔したゲストをさらに別次元に連れて行ってくれます。モッシュピットもあと少し時間が経てば自然と発生することになるでしょう。

EDM的なんだがめっちゃヘビーなの最高ですよね。

真打登場

Re_roll

ノリはディスコ、しかし中身は日本らしいガールズバンドという感じ。

ディスコっぽいMVが印象的。ポップとディスコをマッシュアップしたバンドサウンドが印象的です。

ベースの子は昔LovebitesのMIYAKOとも共演しています。

最後に

別れの際に、ゲストに

日本のナイトライフで一番のハイライトになりました

マニアックなツアーにしちゃってごめんね。でも間違いなく、自分では見つけられなかったでしょ?

ゲストの感想まとめ 

出身国:USA ワシントンDC

・ローカルな音楽シーンのスキル高すぎでしょ。

・ジャンルの組み合わせが創造的すぎる。

・かわいいだけで十分なのに、演奏めちゃうまでありえんのだけど。

最後は、アーティストの皆さんと仲良く記念写真。ファンから見ればただの一コマに見えないこの情景はまさに

日本の音楽で世界をおもてなしをすることの具現化

であり、毎イベントを生み出し、そして沢山の一期一会を演出してくれる日本のインディーミュージックシーンの最前線にいる人たちはホントに素晴らしいと思うのでした。それでは、またお会いしましょう。

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